Interview会社のIT化を推進し、他拠点と連携した業務効率化に挑む

IT推進部
IT基盤推進担当

高校卒業後、SIerにてエンジニアとして業務系システム開発・運用保守に従事。2019年キオクシア岩手に転職。チームリーダーとして若手メンバーをマネジメントしながら、スタッフ系の領域でシステム運用や保守を行う。

Interview 会社のIT化を推進し、他拠点と連携した業務効率化に挑む

ユーザーに近い環境で技術や知識を活かしたかった

― 普段の業務内容について教えてください。

経理や購買系、出荷関連など、主にスタッフ系の領域で社内システムの運用や保守を行っています。その中で私は全部で9名のチームで、チームリーダーを担っています。
キオクシアは岩手と四日市に工場があり、共通したシステムが多いことから、四日市の人たちと一緒にシステムの導入を進めることも多いですね。
また、最近はBIツールやRPAを用いた業務効率化の推進も担当しています。こちらは各拠点で背景が異なるので、キオクシア岩手単独で進めている部分もあります。

― なぜ転職先として、キオクシア岩手を選んだのでしょうか?

前職では岩手県内のSIerで、お客さまの業務システムの開発・運用保守を行っていたのですが、20代後半に差し掛かった頃、もう少しユーザーに近い環境で仕事がしたいと思うようになりました。転職先を調べる中でキオクシアが北上に工場を建設するという話を聞き、良い機会だと思って応募したのがきっかけでしたね。
半導体業界は初めてだったので正直不安もありましたが、これまでの経験を活かしてなんとかなるかなという思いもありましたし、チャレンジとして頑張ってみようと思いました。
実際の入社後は、半導体業界の専門知識を理解するのに案の定苦労しました。スタッフ部門といっても直接生産に直結しない分野で製造部門の方と会話する機会も多々ありますので半導体の知識は必要です。
最初は会議やメールの内容がほとんどわかりませんでしたが、周りの人に聞いたり半導体に関する社内教育に参加したりと、半年から1年がたつ頃には、ある程度慣れたかなと思います。
今でもまだまだ知識は足りないですが、一定の理解ができれば業務に支障はありません。前職での経験を活かして仕事ができるので、半導体に関する知識の有無はあまり気にしなくていいと思います。

規模の大きな仕事と若手メンバーの成長がやりがい

規模の大きな仕事と若手メンバーの成長がやりがい

― IT推進の仕事をする上で、大事にしていることを教えてください。

IT知識はもちろん必要ですが、それ以上に各部門の関係者とのコミュニケーションが重要だと思っています。キオクシア岩手には1000人以上の従業員がいて、東京には本社があり、四日市にも工場がある。さまざまな関係者と一緒に仕事をすることが多いので、コミュニケーションをしっかり取り、効率的に進めることが大切です。
また、同じキオクシア岩手内の人から相談を受けることも多いので、「困った時に相談しやすい人」という雰囲気でいるように気をつけていますね。メールの文面や会話など、できるだけ敷居を低くすることを意識しています。

― どのような時にやりがいを感じますか?

総じて、前職と比べて仕事の大きさが一段階上がったと感じます。従業員が多く、その分システムが止まった時の影響が大きいのでプレッシャーもありますが、同時にやりがいでもありますね。岩手県内にこれほど大きな会社はあまりないので、非常に良い経験ができています。
中でも、社内のユーザーに感謝された時がうれしいですね。前職でも社外のお客さまから「ありがとう」と言っていただくことはありましたが、今は社内の人を相手にしているので、面と向かってお礼を言われる機会が増えました。
あとは、若手メンバーの成長にもやりがいを感じます。今は8名のメンバーを見ていますが、半数以上が20代。若手メンバーのできることが増え、率先して仕事をこなすようになっていく姿を見るのは頼もしくもあり、うれしいなと思います。

― 自身の成長を感じる瞬間について教えてください。

一つはマネジメントをしている時です。入社前はほとんど経験がなかったので、まだまだ手探りですが、メンバーと一緒に私も少しずつ成長できている実感があり、良い経験ができているなと思います。技術的なところだと、データ分析は入社後に新たに経験した分野です。BIツールは未経験でしたが、入社時にちょうど新しいBIツールを導入する話が出てきていたので、立ち上げから携われたのは良い経験でした。

全員を「さん」付けで呼びあう、フレッシュでフラットな風土がある

全員を「さん」付けで呼びあう、フレッシュでフラットな風土がある

― 総じて、キオクシア岩手はどのような会社だと思いますか?

フレッシュだと思います。会社としても若いですし、働いている人も平均年齢20代後半。それは特色だと思いますね。
また、社内はフラットです。実は入社前、会社規模が大きい分、各部門や上司との間に距離があるのではと思っていたのですが、実際は全員に対して「さん」付けで呼ぶ文化がありました。課長や部長、社長ですら「さん」付けで呼びます。それはいいなと思ったところですね。
IT推進部としても、黙々と作業するのではなく、結構チームの会話は多いと思います。それは良いギャップでした。
IT推進部という特性もありますが、在宅勤務やフレックス勤務が浸透しているので、働きやすさもあります。入社当時、子どもがまだ小さかったので家にいなければいけない状況も時々あり、柔軟に対応できたのは助かりました。今も週2日ほど在宅勤務をしています。

― 最後に、今後の目標を教えてください。

私たちのチームの大きなミッションは、会社の業務効率化です。それを実現するには、会社の業務についての理解が必要ですし、IT業界のトレンドも自分たちで勉強しなければいけません。そこは両軸で進めて行きたいと思っています。
会社としても、新しい技術の習得を応援してくれる環境です。他拠点を含めた事例や取り組み内容の報告会が定期的にあったり、本社が新しいトレンドの共有をしてくれたりと、情報共有の機会もありますね。そこから岩手で取り入れられることがないか、情報収集をしています。
もちろん社外のセミナーや展示会へ積極的に参加できる雰囲気もあります。私は昨年秋に東京の本社に出張したついでに、IT系のイベントに参加してきました。「これを学びたい」「このセミナーに出たい」といった意思さえあれば、叶えられると思います。

志望者の方へのメッセージ

志望者の方へのメッセージ

キオクシア岩手は、岩手県内でも数少ない規模の会社です。岩手県ないし東北地方に愛着があって住み続けたい・住んでみたい、岩手県内で新たなチャレンジがしたい、という方は、転職先の候補に入れてもいいのかなと思います。
キオクシア岩手の仕事は関係する人が多く、キオクシアグループ全体の従業員数は1万人以上です。各拠点の人たちとさまざまな仕事を進める経験が必ずできますので、自分のキャリアアップにもつながると思います。
また、社内には「新しいことをやろう」という気持ちを持った人が多くいます。前向きに物事を考える人も多いので、やりたいことを後押ししてくれる体制はあるかなと。今はIT人材が不足していて、市場としてはチャンスです。新たなチャレンジに迷っている方はぜひ積極的に、一歩踏み出すことを検討してもらえればと思います。

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