Cross Talk上司・部下対談/対話で築く信頼と協力──
チームで支え合いながら生産をサポートする

Profile

  • Nさん 生産部 部長

    Nさん

    設備管理・生産管理・ジョイントベンチャー(JV)運営支援・調達の機能を責任者として統括

  • Yさん 生産部 設備担当

    Yさん

    岩手大学大学院を卒業後、市役所で入札業務等を行う。2020年キオクシア岩手へ転職。設備課の投資グループで設備購入業務を担当。

市役所からの転職でも、仕事で困ることはなかった

― 生産部の業務内容について教えてください。

  • Nさん:

    生産部は名前の通り生産をつかさどる部門です。
    会社の長期的な設備投資計画の立案・推進、中期的な生産対応、及び、JVとのパートナー協業推進、必要な資材の購入管理など幅広く担当している部門です。

  • Yさん:

    その中で、私は設備課に所属しています。投資担当として、「新しい装置を買いたい」といった要望を各部署から吸い上げ、それを統括し、キオクシア本社から必要な予算を取るのが主な仕事です。

市役所からの転職でも、仕事で困ることはなかった

― Yさんは前職でどのような仕事をしていたのでしょうか?

  • Yさん:

    市役所の財政課で、契約係として工事の物品購入の入札や契約業務を担当していました。
    転職のきっかけは、父の単身赴任です。天災などでいつ離れ離れになるか分からないことを考えると、やはり家族で一緒に暮らしたいと思い、父の勤務先である北上市の企業を探す中でキオクシア岩手と出会いました。
    市役所から半導体工場に転職する不安もありましたが、大きな企業でもあるのでサポートは手厚いかなという期待もありましたね。

市役所からの転職でも、仕事で困ることはなかった

― 実際に働いてみて、いかがでしたか?

  • Yさん:

    仕事内容は異なりますが、コミュニケーションの取り方は同じです。予算の取りまとめを行うにあたってさまざまな部署と関わりますが、前職も財政課で各所とやり取りをしていたので、そこは共通しています。
    また、半導体や仕事についてはイメージ通り、手厚く教えていただきました。

  • Nさん:

    入社後は各自に必ずチューターをつけています。悩みがあればすぐに相談できる環境をつくるようにしていますね。

  • Yさん:

    チューターの方は優しくて、何を聞いても全く嫌な顔をしない人です。すごく頼りになりますね。席も隣なので、困ったらすぐに相談しています。知らないうちにフォローしてもらっていたことも多く、そういうさりげなさも含めてお手本のような存在です。
    さまざまな部署とのやり取りが発生するので、最初は何をどこに聞けばいいのか把握するのが大変でしたが、そこを覚えてからは、自分一人でもある程度回せるようになったかなと思います。
    技術的な用語などは「教えてください」と技術部門の方に電話で聞くこともありますが、丁寧に分かりやすく教えてくださるので助かっていますね。門外漢でしたが、困ることはありませんでした。

  • Nさん:

    従業員の平均年齢が約28歳なので、みんな勉強している最中です。お互いに切磋琢磨しながら知識を深めていこうという雰囲気は全体にあると思いますね。
    中途入社の皆さんのキャリアは本当にさまざまで、ものづくりとは関係のない企業から転職してくる方も多いですし、中には元教師という方もいます。半導体などの知識は入社後に勉強すればいいだけなので、あまり気にしないでいただきたいですね。

「みんなで頑張ろう」という雰囲気で、ピンチの時ほど前向き

― 仕事の面白さを教えてください。

  • Yさん:

    さまざまな部門や周りの人たち、上司の皆さんと相談しながら予算取りの準備をして、想定通りの予算を本社から取れた時はうれしいですね。

  • Nさん:

    親からお小遣いをせびるのに似ているかもしれないですね(笑)

  • Yさん:

    あとは、業務の改善です。毎月のルーティン業務も多いのですが、資料を見やすくしたり、各種数字を早く出せるようにしたりと、「前よりは良くなったな」「ここはもっと良くできそう」という過程を楽しみながらやっています。

  • Nさん:

    「100点を目指さず、まずは60点で進めて、会話のペースを増やしながら軌道修正した方がいい」というのは、会社として伝えています。Yさんもそれを実践しているんじゃないかな?

  • Yさん:

    そうですね。「最初から完璧じゃなくていい」と言ってもらえるのはありがたいです。変に緊張せず、より良くするために見直す余裕も持ちやすいなと思います。

― キオクシア岩手はどういう会社だと思いますか?

  • Nさん:

    一言で言うと、とても働きやすい会社です。私も出向者として岩手に来ていますが、外部から入ってくる人に対してアットホームですぐに仲間と打ち解ける社風がキオクシア岩手にはあります。
    いろいろな環境で育った多くの仲間と、スローガンである岩手県北上市から世界へを目指す中で「みんなで頑張ろう」という雰囲気が生まれているのかなと思います。若い人も会議でフラットに意見を言えます。

  • Yさん:

    あと、キオクシア岩手は福利厚生が充実しています。在宅勤務やフレックス制度があるので、小さいお子さんがいる人も働きやすいと思いますね。
    私は月2回まで取得できる婦人休暇を毎月利用しているのですが、体調によってどうしても生産性が下がってしまうので、ありがたいなと思っています。働きやすい会社だと、胸を張って言えますね。

  • Nさん:

    社内には社員食堂の他にカフェテリアもあり、有名コーヒーチェーン店のコーヒーや軽食、アイスなどが食べられます。疲れた時に息抜きができますし、事務所には雑談するスペースもあちこちにあります。2024年末に新管理棟が開設しましたがさまざまな工夫が凝らされた新事務所です。とても働きやすい環境になってきていると感じますね。
    会議での議論だけでなく、雑談から生まれるアイデアもありますし、リフレッシュしながらのひらめきも必要です。そうやってメリハリをつけながら、「岩手県北上市から世界へ」という目標に向けて、頑張っていきたいと思っています。

「みんなで頑張ろう」という雰囲気で、ピンチの時ほど前向き

― 風通しの良い職場にするために、Nさん自身が工夫していることはありますか?

  • Nさん:

    事務所内をうろちょろすることでしょうか(笑)。そうやってみんなとコミュニケーションを取るよう心がけています。

  • Yさん:

    いつの間にかNさんが私の席の斜め後ろにいた、なんてことがよくありますね(笑)。部長だから別室があるということもなく、席が近いのもあって話しかけやすいです。業務以外の取り止めのない会話も多いです。

  • Nさん:

    あとは、社長直轄であいさつ運動を行っています。会社全体で取り組んでいて、元気の良い社員が多いですね。
    半導体は景気の影響を大きく受けるので、浮き沈みが大きい事業です。社長の柴山は「ピンチの時ほど次の利益を生み出すチャンス」と言っていますが、まさにピンチの時ほど前向きな雰囲気で、先を見越して業務をしている方がたくさんいます。
    何より、壁にぶち当たるのは成長のチャンスでもあります。課や部を越えて、みんなで相談し合いながら、一丸となって頑張っていきたいですね。

― 生産部はどのような雰囲気でしょうか?

  • Yさん:

    会話好きの人が多いですね。雰囲気としては明るく、和気あいあいとしています。

  • Nさん:

    生産部は各部署とのコミュニケーションが多い部なので、人と話すのが億劫ではない人が適しているとは思いますね。稟議書や提案書の作成など事務作業もありますが、それも各所と会話を重ねながら作っていきますので、会話上手な人の方が伸びやすいと感じています。
    ただ、みんながみんな明るいというわけではもちろんありません。寡黙な人もいますし、いろいろな人がいますね。

中途入社の視点を生かして、より良い職場にしていきたい

― 中途入社の人にどのようなことを期待していますか?

  • Nさん:

    皆さんがこれまでに得てきた知識を生かしてほしいです。キオクシア岩手が更に成長していくためにも、変えられるところはどんどん変えていきたいと思っています。
    業務の中にはまだまだ改善できる点があると思います。中途入社で来てくださる方には我々の至らない点を積極的に教えてほしいです。業務の流れをより良くし、活性化していけるとうれしいですね。
    実際に本社では、生産管理の仕組みを作り直して、お客さまの生産要求から回答までのリードタイムを短縮するために、中途入社の人たちが知恵を出し合いながらシステム化を進めています。北上でもそうした動きをしていきたいです。

  • Yさん:

    意見を言いやすい環境で、業務の相談のついでに「そういえばあの件はこうしたらいいと思います」といった別件の話もよくしています。
    また、私は総務部で行っている女性の働き方に関する意見交換会にも参加しているのですが、「前職にはこういう制度があった」などの意見も部長や課長に対して忌憚なく言えています。

  • Nさん:

    女性活躍は全社をあげて取り組んでいますし、子育て中も働きやすい会社として、厚生労働省のくるみん認定も取得しました。今後も様々な人の意見を積極的に取り入れていきたいですね。

― どのような人と仕事をしたいですか?

  • Yさん:

    部署の垣根を超えて話せる人がいいなと思います。分からないことがあった時に、お互い聞き合える関係性になりたいですね。

  • Nさん:

    あまり型にはめたくないという思いがあります。経験の有無や文系・理系も問いませんので、「自分でも大丈夫かな?」という方は、まず応募していただきたいですね。
    生産部は事務系の仕事と思われがちですが、例えば装置を購入する場合化学や機械系の知識がある方の方が価格交渉をしやすい面もあります。今技術職として働いていて、キャリアチェンジしたい方も歓迎です。
    また、ワールドワイドな仕事がしたい方にとってもチャンスだと思います。今は本社が対応していますが、将来的には海外メーカーと直接やり取りが必要になる場面も出てくるでしょう。日本で働いている海外の方で、日本でずっと働いていきたい人も歓迎です。
    まだ設立して7年目の会社であり、若手とベテラン層の間をつなぐ中堅の方にもぜひ入っていただきたいですね。業務が広い会社ですので、ぜひいろいろな人に応募していただけるとうれしいです。

中途入社の視点を生かして、より良い職場にしていきたい

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