安全の取り組み

働く人の安全、地域の安全・安心、製品の安定供給のため、ハード面・ソフト面の備えと日頃の訓練に積極的に取り組んでいます。

公設消防との連携

キオクシア岩手では、災害による被害を最小限に抑えるため、従業員への防災教育や公設消防への迅速な情報伝達体制の構築に取り組んでいます。その実践として、北上地区消防組合との合同による総合防災訓練を実施し、大規模地震発生を想定した避難誘導や災害対策本部運営のほか、細部被害想定に応じた初期消火や情報伝達、北上地区消防組合のはしご車による高層階救出や連結送水管放水等を訓練しています。
当社では、今後も公設消防との連携強化を図りながら各種防災活動を推進していきます。

製造棟屋上階での放水訓練

連結送水管への接続訓練

訓練講評

災害対策本部での情報伝達訓練

はしご車による高所救出訓練

災害対策

免震装置

製造棟では最新の免震装置を採用しており、北上市内で震度6相当を観測する地震が発生しても震度3相当の揺れに抑える構造になっています。これにより、大規模地震発生による製造棟建屋や動力設備へのダメージを軽減しています。

地震速報システム

気象庁から配信される緊急地震速報や、構内に設置している震度計からの信号を受信し、大型ガスや薬液の供給を停止させることで事故防止を図っています。

非常用発電機

災害等で停電が発生した場合に自動起動する非常用発電機を設置しており、建屋の保安照明電力をバックアップすることで暗闇での事故防止を図っています。また、非常用発電機の役割として排気処理施設の継続稼働を可能にしています。

非常用発電機(BCM)

非常用発電機(製造棟用)