IT推進部
ミッション
- ・世界最先端のメモリ製造ラインと会社経営を支えるITシステムの構築と運用
- ・クリーンルーム内で製品ロットを自動運搬し着工する自動化生産システムの構築と運用
- ・製造ラインで発生するビッグデータに対して、先端技術を活用した分析ツールの導入
- ・世界最高水準の高度情報セキュリティ管理の推進
役 割
メモリ製造ラインの新規構築、拡張にあわせて、製造自動化システム、自動搬送システム、データ分析・活用システム等の設計、構築、運用を行います。また、メモリ製造に関する各種データの分析や活用を行い製品品質や生産性の向上を実現するだけでなく、AIやRPA等の新しいIT技術の調査や評価を行い、最新IT技術の導入展開を推進します。業務遂行にあたっては関係部門や協力会社との打ち合わせや調整を日々行い、計画の立案と遂行を行います。
目 標
第1製造棟におけるメモリ半導体の2020年度上期量産開始、その後の量産拡大に向けて必要な情報インフラとITシステムを構築します
施設管理部
ミッション
施設管理部は、半導体設備に必要とされる電気・水・ガスなどの動力を供給する設備やクリーンルーム用空調設備などの維持管理、これら設備の設置計画や大型クリーンルーム建屋の建設計画の推進、生産活動で生じる排出物や廃棄物の抑制や処理の適正化などの管理業務を行っています。
役 割
部内には、環境保全施設管理担当グループと施設技術担当グループの2つがありますが、主な機能は、施設管理、環境保全、工事計画推進の3つです。環境保全施設管理担当が施設管理、環境保全の2つを、施設技術が工事計画推進の業務を担当しています。
目 標
大規模クリーンルームを備えた建屋の建設、電力・動力供給設備の維持・運転管理、工場をとりまく環境の保全等の業務を通じて、最先端半導体の製造・開発を支え、従業員および地域の方々が安心できる周辺環境の整備を目指しています。
製品技術部
ミッション
一言で表すと「顧客満足」実現かと思います。最適な価格で、高性能・高品質の新製品を早くお客様に届け、早期安定量産を実現しお客様、社会に貢献することです。そのために、世代を追って技術的難易度が高くなる新製品の工場受領部門として、試作・立ち上げを主導する。そして、歩留まり・品質の急峻改善を図るべく監視・分析・解析・評価によって課題を抽出、対策・検討を進める改善活動を牽引し、「顧客満足」実現へと工場活動を繋げていくことです。
役 割
製品技術部は、製品技術グループと品質保証課の2つの課を有しています。更に製品技術グループは、製品技術チームとテスト技術チームで構成されています。製品技術チームは、主に新製品の立上・量産移管、歩留まり・品質改善、不良解析(特性/分解)を行います。テスト技術は、製造されたメモリ製品のテスト工程の装置立ち上げとプログラムリリース、不良解析(テスト)を行います。そして品質保証課では、品質視点・顧客目線を持って製品の製造工程における品質作り込み活動に重きを置きながら、新製品の量産化判定や量産品の出荷監視を行い、加えて顧客要求品質維持向上のため品質マネージメントシステム(QMS)活動を推進し、キオクシア岩手製品の品質保証を担います。
目 標
私たちの事業は、製品をお客様に買っていただいて成り立ちます。そのため、製品実現責任をもつ私たちの目標は、「顧客満足実現」としています。お客様が求める製品の性能・品質・コスト・デリバリーを実現するために、ご要求に基づく計画に合わせ新製品を立ち上げて安定生産に繋げ、生産性改善、品質・歩留まり改善を継続的に実行します。そして業務を通じて技術者としてのスキルも上げて行く。「明るく、楽しく、厳しく。」
生産技術部
ミッション
半導体工場、取り分け先端のプロセス技術を展開するメモリ量産工場では、最先端のプロセス装置や検査・計測装置の導入と、そのプロセス条件の開発と展開、更に生産性や歩留まり(良品率)の改善が重要になってきます。Si基板への不純物導入や膜形成とその加工、そして洗浄技術等、個々の要素プロセスの装置技術および量産技術の確立、そして要素プロセスを組み合わせた三次元フラッシュメモリのプロセスフロー構築や、検査・計測技術を開発し、工場のコスト競争力を高めていくことがミッションとなります。また、中期的な生産技術戦略を立案し、組織の強化と共に設備投資の計画を策定し、推進していきます。
役 割
生産技術部は、三つのグループを持つ体制です。先端のプロセス装置を導入するため、その装置技術を担当するグループと、プロセス条件や生産性を改善するプロセス技術担当のグループ、そして全体のプロセスフローを構築し、量産に必要な検査・計測技術を担当するインテグレーション技術担当のグループから成ります。
目 標
技術者達のアイデアが自由に協議できる風通しの良い風土作りと、他部門との連携、キオクシアの四日市工場やメモリ研究・開発部門との技術交流も活発な、活き活きとした職場を目指します。東北を、そして世界を代表する先端のメモリ工場へと成長していきたいと思います。そのためにも、技術開発に意欲のある方々と共に挑戦していきたいと思っています。
製造部
ミッション
工場生産計画の遂行並びに、それに伴う予算や人員体制含めた製造運営。また、装置稼働効率化や製品品質安定化等の量産技術推進。業務効率改善や、コスト改善などの改善業務。
役 割
製造部は工場各部門のフロントローの役割を担い、日々の量産運営に注力した業務活動を行っています。スタッフ系(安全、環境、生産管理、経理、ファシリティetc)では、日々の生産活動と連動した運営を担い、技術系(生産技術、製品技術、品質技術、システム技術)も量産ベースへの技術展開や、日々の量産変動の対応や改善、特に装置稼働の安定化やランニングコスト改善、また製品品質安定化による歩留まり改善、またIT化、システム化の積極的な推進による業務効率改善を担っています。
目 標
- (1)安全健康、環境、遵法活動の徹底
- (2)製造運営体制構築:担当業務に偏らない横断的な業務遂行(小人数組織での自発的行動推進)
- (3)執務・業務環境、装置立ち上げ、生産ライン構築
- (4)製造コスト改善:装置稼働コスト、人員効率化、間材削減などのコスト改善。経営環境に即した予算管理(予算精度、実行管理)
- (5)業務効率改善:ITを活用した業務のスマート化、ビッグデータを活用した生産制御の自動化推進、スマートデバイス活用による作業効率改善
- (6)職場風土:多様性を尊重した組織運営、人材の早期戦力化(早期育成、教育体制構築)、小規模組織ならではの横断的な積極行動