IT推進部業務、IT、ものづくり、自動化をシステムで支える

施設管理部最新鋭工場を建設し、高効率かつ地球環境にやさしい運転管理を行う

製品技術部最先端製品の工場立上げを牽引、試験不良品の解析・分析から歩留・品質改善を推進する

製造部24H稼働の製造ラインで起こる課題の早期解決と、技術部と協力した本質改善

製品・デバイス開発 製品・デバイス開発

IT推進部 業務、IT、ものづくり、自動化をシステムで支える

インフォメーション・テクノロジー
意義・役割
キオクシア岩手における3次元フラッシュメモリの生産管理は、全てコンピュータシステムにより自動化されています。IT推進部は、更に拡大するマーケットを見据えて、IE(Industrial Engineering)やIT(Information Technology)を使った改善活動のほか、AI(Artificial Intelligence:人工知能)や機械学習、スマートデバイスをはじめとする新技術を活用した「スマートファクトリー」の構築を進めています。
具体的内容
  • ・業務効率改善や生産性改善、安定したITインフラ構築など、会社経営と生産活動を支援する仕組み作り
  • ・システム構築の企画・設計から開発、運用保守

キャリアアップ

1年目

業務に必要なIT知識や専門知識を得、メモリ製造ライン構築に必要な業務を取得します。

5年目

それまでに得た技術や知識を基に、メモリ製造ラインの拡張に応じて新たなIT技術の導入や展開を関係各部門と調整しながら推進することができます。

10年目

それまでに得た技術や知識を基に、メモリ製造ラインの拡張に応じて新たなIT技術の導入や展開を企画し、構築、展開をマネジメントすることができます。
施設管理部 施設管理部

施設管理部 最新鋭工場を建設し、高効率かつ地球環境にやさしい運転管理を行う

空調・動力設備運転管理技術
意義・役割
半導体を製造するクリーンルームは、365日24時間止まることがありません。
空調・動力設備運転管理技術グループは、クリーンルームの運転管理面から、高効率・高品質な半導体製造を支えます。
具体的内容
  • ・安定稼働のため、空調や電気、ガス、水などの動力供給設備の運転管理・メンテナンス
  • ・最新の省エネ・省コスト技術の導入

キャリアアップ

1年目

半導体工場に必要な設備・施設の種類・仕組みの理解。

5年目

省エネや運転コスト削減、安定供給のための設備・施設の運転方法の改善施策の検討や実行。

10年目

設備・施設全般のシステム設計や改善。
環境保全技術
意義・役割
半導体製造には、環境保全に関する様々な課題が存在します。
環境保全技術グループは、工場周辺地域の環境を守ることはもとより、我々が供給した製品が世界中で安心して使用されるよう、環境の視点から改善を続けます。
具体的内容
  • ・半導体製造過程で排出される排気、排水中の化学物質や廃棄物などの排出を最小限に抑制するためにリサイクル、リユースなどの環境技術の導入
  • ・CO2削減、生物多様性、SDGsなど、環境に関わる多岐に渡る課題の検討
製造建屋の建設・施設技術
意義・役割
キオクシア岩手の製造建屋は、世界有数の規模であり、世界最先端の技術が織り込まれています。
建設・施設技術グループは、高効率、高品質な製造棟を短工期、低コストで作り上げる方法を検討します。
具体的内容
  • ・クリーンルームを収容した建屋建設の企画立案~設計~施工、品質管理、工程管理
  • ・空調、電気、ガス、水などのインフラ供給設備の設置工事の企画立案~設計~施工、品質管理、工程管理

キャリアアップ

1年目

半導体工場で必要とされる小規模工事の推進方法を習得します。

5年目

クリーンルームの改修、動力設備の更新など中規模の工事の推進方法を習得します。

10年目

大規模クリーンルームの企画立案から計画推進、工事監理までの一連の計画をけん引します。
製品技術部 製品技術部

製品技術部 最先端製品の工場立上げを牽引、試験不良品の解析・分析から歩留・品質改善を推進する

製品・デバイス開発技術
意義・役割
四日市工場で開発された新製品をキオクシア岩手へ展開する受口部門となります。お客様が要求する性能・品質・コストを満たす製品を岩手の地で量産に繋げるべく、準備・試作・評価・顧客認定を牽引し、量産技術を確立していきます。さらに歩留まり・品質の改善を推進します。
具体的内容
  • ・新製品の評価項目と社内判定基準を四日市技術部とすり合わせ、試作立上げの準備~試作~信頼性評価まで実施し、お客さまの評価サンプルを準備
  • ・不良品を解析し、歩留まりや品質を改善。
  • ・お客さまが要求される仕様からくる製品規格た設計スペック、テストスペックを理解しながら、工程管理スペックを設定します。
    初中級技術者は、立上げファシリテート、データ分析、不良解析(電気、物理)、評価等実務を実行し、上級技術者は、いわゆるPDCAを廻し、目標達成を目指して業務を牽引して行きます。

キャリアアップ

1年目

多くの半導体未経験者に対して会社での教育講座もありますが、部門としても基礎的な半導体デバイス・プロセス、フラッシュメモリ、信頼性、そして製品技術業務等についての講座を準備しています。それをきっかけに自ら勉強しながら、先輩と一緒に業務を進め知識や業務を覚えていきます。製品技術部の新人は、大きく分けて新製品試作管理、歩留まり・品質関連データ分析、実験ロット試作/評価、不良解析、テストプログラムリリース業務のいずれかを担当します。具体的には、PCをツールとした業務(システム登録やデータ分析等)、装置・テスターを使った業務(解析や評価等)となります。

5年目

チームのサブリーダーとして業務目標の実現に向け計画を実行します。部下も付く時期ですので、その教育も大事な業務になってきます。各々の業務において課題抽出、PDCAを廻していく実行者となりますので、関連部門との連携・潤滑油としても重要な役割になってきます。業務パートの旗振り役、小隊長としての活躍を期待します。

10年目

製品立ち上げ業務、歩留まり・品質改善業務、テスト工程立ち上げ業務等プロジェクト的な大きなテーマのリーダーとして、計画作成とPDCAを管理し、その目標を実現するリーダーとしての活躍を期待します。そのためには、技術者としての知識・経験に加え、協調性とリーダーシップが求められます。
品質保証・信頼性技術
意義・役割
お客さまの要求される仕様を満たす品質を実現するため、品質スペックを理解し、品質管理や品質異常の次工程への流出防止を実行します。キオクシア岩手はウェハ製造工程のみのため、製造工程での品質の作り込みに重点を置いて品質保証に努めています。
具体的内容
  • ・高い品質レベルを実現するべく、工程改善を進め、膨大なテスト、製造工程データを結び付けて、品質監視と品質改善を行っています。
    第三者的に品質を判断する目を持ちつつ、生産技術部門や製造現場と一緒に行動することで品質視点を養っています。
  • ・お客さま監査の窓口として、拠点認定取得も推進します。お客様からの声を受け、お客様目線での品質管理改善を進める中で、キオクシア岩手の素晴らしさを伝えることも重要な業務です。
生産技術部 生産技術部

生産技術部 微細・3次元メモリを実現するための最先端技術導入・改善

プロセスインテグレーション技術
意義・役割
3次元フラッシュメモリでは、メモリセルの積層数を増加したり、デザインを縮小したりする新技術を採用し、毎年のように新製品を量産することになります。
プロセスインテグレーション技術グループは、新しい製品・技術が四日市工場からキオクシア岩手へ移管される際、各工程での構造設計図が量産に耐えうるかを見極めたり、生産数増加に対する問題・課題を抽出したりします。
具体的内容
高歩留まり・高品質・低コストの目標達成に向けて、短期間での対策を実施する過程において、二律背反に直面することが多々あり、これをブレイクスルーするためにプロセスフローの最適化を行います。

キャリアアップ

1年目

数十工程のプロセスフローの歩留まり・品質・コストの改善検討を担当します。会社の教育プランの中で半導体プロセス、デバイス関連の基礎知識を習得する事と並行して、自身が担当する業務を実行する過程で、専門的な知識や基本的な業務の進め方をOJTによって習得してもらいます。具体的には、試作品のプロセスフロー考案、試作中の検査計測データ解析、試作完了後の歩留まり・特性データ解析の方法(ツール)の習得です。検討結果のまとめ、効果や副作用を自ら資料化して、チーム内のミーティング等で報告を行い、議論や指摘事項を受けて、具体的かつ細かな指示がなくても自ら次のアクションに取り組める人材を目指します。

5年目

約100工程程度のプロセスフローの歩留まり・品質・コストの改善検討を担当します。半導体プロセス、デバイス関連の基礎知識は勿論、各プロセスの専門的な知識を有し、特定の担当業務においては、工場の中でも第一人者となります。又、数名の若手の指導役も担います。問題の解決にあたっては、関係部門と連携して、データ収集および論理的に説明可能な物理モデルを立案し、関係部門へ対策案を進言する立場となります。自身が担当する工程と前後工程との関連性についても理解できる必要があります。対策アイテムを製品に取り込む際に決められた手順を一通り習得して、一人でも業務を進められる人材です。

10年目

数百工程程度のプロセスフローの歩留まり・品質・コストの改善検討を担当し、プロセスインテグレーション部隊のリーダー役を務めます。半導体プロセス、デバイス関連の専門的な知識は勿論、プロセスフロー全体を熟知しており、担当する工程の前後工程との関連性を踏まえた上で、全体を俯瞰して業務を進めていきます。又、常にスケジュールを意識した業務の進捗管理、他部門と連携して、工場を牽引していく立場となります。新製品立ち上げに際しては、その構造設計図、プロセスフローおよび新技術を踏まえた上で、事前に課題を抽出して対策を準備できる技術力を有し、四日市工場、キオクシア岩手を問わず、双方の技術者と議論し、対策を主導してください。
イールドアナリシス・イールドマネジメント技術
意義・役割
3次元フラッシュメモリの製造工程は、数百ものプロセスで成り立っています。その中に1つでも問題があると不良品となり、製品を出荷をすることはできません。
イールドアナリシス・イールドマネジメント技術グループは、不良品を大量に生産することを避けるため、製造途中の各プロセスの維持・管理の役割を担います
具体的内容
  • ・プロセス履歴や計測データの高度統計解析により、歩留まりや品質改善のポイントを特定
  • ・プロセスフロー中の各種検査工程の解析や管理により、歩留まりや品質改善活動を推進

キャリアアップ

1年目

半導体デバイス(3次元フラッシュメモリ BiCS FLASH?)の基本構造の理解、プロセスフローの理解、および基本動作を理解します。その上で、統計学や統計解析の知識を増やして、解析の基本的な手順を習得してください。自分ひとりだけでは、問題解決に到達できないことも多いので、インテグレーションエンジニアやプロセスエンジニアとうまくコミュニケーションや連携を取りながら業務を進め、その過程で、プロセスや装置の特徴等の知見を少しずつ増やしていきます。課題をひとつひとつクリアすることで、理解を深め、自信を身につけてください。

5年目

イールドアナリシス・イールドマネジメントの中堅メンバーとして、インテグレーションエンジニアやプロセスエンジニアと連携して問題解決に取り組み、経験値を積み上げて、様々なタイプの問題に対応できるように、対応力を養ってください。また、自らスケジュールを作成し、実行、反復することで、問題解決の最短ルートを導出して欲しいです。新人や初級者の指導役を務めることで、業務への理解を更に深め、自分の成長につなげてください。

10年目

イールドアナリシス・イールドマネジメントのリーダーとして、インテグレーションエンジニアやプロセスエンジニアから頼りにされる存在になってください。様々な課題、より高度な課題に対して、柔軟に対応できるスキルを修得して欲しいです。また、独自の切り口で積極果敢に取り組むこともお願いしたいです。また、半導体業界内外からも、常に新しい機械学習やディープラーニングの技術を導入するなど、常に技術力No.1のキオクシアを意識し、イールドアナリシス・イールドマネジメントチームを牽引してください。
検査計測技術
意義・役割
3次元フラッシュメモリの製造工程は、数百ものプロセスで成り立っています。その中に1つでも問題があると不良品となり、製品を出荷をすることはできません。
そこで、重要な工程の後には必ず検査計測工程を実施し、各部の形状、膜厚、欠陥の有無をチェックすることにより、製造ラインや製品の状態を監視しています。
具体的内容
一言に検査計測と言っても技術分野の幅は広く、光学、物理学、電気・電子工学、分析・解析、統計学、各種シミュレーションなど多岐に渡ります。また、検査計測対象の寸法は数十~数百nm程度と非常に微細で、且つ3次元構造となっているため、難易度は年々高くなっています。私たちは様々な技術分野の最新技術を取り込み、半導体製造ラインの品質改善、安定稼働を支えています。

キャリアアップ

1年目

半導体製造における検査計測技術の位置づけ、必要性を理解してください。同僚や装置メーカーとコミュニケーションを取りながら、装置搬入から量産適用までの流れを理解し、装置立ち上げ業務に従事。担当する装置の原理原則を理解し、検査計測レシピ(自動測定ファイル)を手順書に従って作成ください。また、レシピ作成経験を通して、担当装置への理解と自身の持つスキルへの自信を深めてもらいます。

5年目

検査計測装置の主担当として、装置搬入から量産適用までに必要となる作業内容を理解し、自らスケジュールを作成、管理を行います。問題発生時には上長と連携し対策を立案、対処します。検査計測レシピは、難易度の高い工程を除き、手順書を見なくても独力で作成。また、部下へのレシピ作成指導(手順書作成も含めて)も行います。メーカーとの定例会議では、技術的な問題点の指摘や改善点の提案を行い、性能改善を推進します。クリーンルーム内のルールを熟知し、出張者や来訪経験の無いメーカーエンジニアに対して、教育・指導を行います。

10年目

検査、または計測のリーダーとして、複数機種の装置搬入から量産適用までに必要となる作業内容を理解し、自らスケジュールを作成、管理を行います。問題発生時には関係部門と連携し対策を立案、主体的に対処します。検査計測レシピ作成は、メーカーエンジニアと同等レベルのスキルを身につけ、難易度の高いレシピ作成や部下へのレシピ作成指導を行います。メーカーとの定例会議では、技術的な問題点の指摘や改善提案を通してメーカーからの信頼を得て、最新装置情報の提供や優先的な装置供給など、Win-winの関係を構築してください。
ユニットプロセス技術
意義・役割
お客さまの要望に応えられるような品質の向上や、利益を高めるためのコストダウンの追及が、製品の競争力を高めることになります。
ユニットプロセス技術グループは、様々な製品に対し、生産プロセス技術一つひとつの最適な処理方法を見つけ出し、半導体製造に適用させる役割を担います。
具体的内容
直径300mmのシリコンウェハに、トランジスタ、メモリ素子を作りこむ生産プロセス技術の導入、改善を実施しています。
生産プロセスは次のような流れです。写真技術を利用して、シリコンウェハに"nm"(ナノメートル)オーダーの微細なパターンを転写。プラズマの特性を利用して必要な箇所だけ削りこみ、穴、溝の形を形成。異なる電気的な特性を有する薄い膜を組み合わせて堆積させる。余分な膜を削り出す。洗浄等の仕上げを施す。

キャリアアップ

1年目

担当する生産プロセス技術を理解する第一歩としてクリーンルームの現場で製造装置の使用法を覚えていただきます。同時に技術性能の評価の方法も理解するために、試作品を作ることも覚えていただきます。試作品から取得した特性データを纏め、様々な視点から考察を加え、次の試作品に適用する処理方法に適用するアイデアを決めていきます。この一連の流れを習得していただきます。この一連の作業に当たり、多くの方々と事前に打ち合わせ、段取りを決めていく必要があります。したがって、自分を知ってもらうことも重要になります。つまり、コミュニケーションを取れるよう努めていただくことになります。コミュニケーションが取れるということは、解らないことを聞くこともでき、知識も深まるということで、自らのエンジニアとしての力も向上するということになります。

5年目

担当するプロセス技術に、自分の意思、アイデアを入れて、処理方法の改善提案が出来るように自信を深めていただきます。生産プロセス技術の種類は多く、若い時から技術の評価を任されます。担当する技術の評価の結果は、担当者自身が一番詳しくなることもあり、自然と自信を深めることになる環境が整っているということです。従って、その分野の専門家になるわけですから、"こうやりたい"、"こちらの方が改善できる"という意思を表示して、周りの人々を説得し、引っ張る力を出していただきます。成功すると、これがやりがいになり、楽しくなってくるので、益々個人のスキルが向上していきます。

10年目

自分の下に部下が付いている時期になります。自分の経験、知識を後輩に伝え、育成していただくことになります。また、担当する技術の範囲も増えている時期ですので、まとめ役として、上司および他の部門との調整する役割も担っていただきます。調整の際には、今だけではなく、先の技術動向をも見据えて、担当技術の方針を出していただきます。そのためには、生産プロセス技術だけではなく、トランジスタ動作、品質等の知識も身につけていただく必要も有り、幅広い視点で興味を持ち、貪欲に知識を吸収するよう努めていただきます。そうして培ったエンジニアスキルを基礎にして、上司、並びに工場運営に対して助けになるよう努めていただきます。
プロセス装置技術
意義・役割
3次元フラッシュメモリの製造工程は、数百ものプロセスで成り立っています。それぞれのプロセスに製造装置があり、さらにひとつの製造装置に対してポンプや除害設備、ガスや薬液の供給設備など様々な装置が付随しています。
プロセス装置技術グループは、それらの装置群の立上げと装置の改善を担い、「ものづくり」の根幹にある装置技術から半導体製造を支えています。
具体的内容
  • ・装置の立上げは、法令遵守、安全を第一に、効率よくタイムリーに実施すべく、立上げ計画の作成から、搬入、電気やガスなどの用力の接続、装置の組上げ、プロセス性能確認に至るまで、メーカー様や社内関連部門と協力して取り組みます。また、立上げ項目や立上げ手法の最適化を行い、工期を短縮する取り組みも行っています。
  • ・装置の改善は、立上げた装置のパフォーマンスが最大限引き出せるよう、常に稼働状況をモニターし不具合の改善を行います。

キャリアアップ

1年目

法令順守、安全第一で作業できるようになることが何よりも大切です。そのために、それぞれの設備の役割や必要な用力、業務フローを理解していただきます。主要設備1台をとっても、供給器やポンプ、チラーなど多くの付帯設備があり覚えることは多いですが、OJTにより教育します。社内、社外を問わず、多くの方と関わることになりますので、コミュニケーション能力は身につけてください。

5年目

担当設備の立ち上げからハード改良まで、主体的に行えるようになっていただきます。この頃にはトラブルの対処能力もあがっています。プロセス/ハード両面の理解を深めるとともに、常に問題意識を持って問題の解決にあたってください。

10年目

装置技術に関しては社内の第一人者になっています。そのためには、問題が発生してからではなく、将来発生するだろう問題に対して仕様検討の段階で対処できるスキルが必要です。業界動向にも目を向け、競合他社から抜きんでる技術に取り組んでください。
製品技術部 製品技術部

製造部 24H稼働の製造ラインで起こる課題の早期解決と、技術部と協力した本質改善

製造技術(プロセス)
意義・役割
製造ラインを365日24時間安定的に稼働させるために、そして歩留まりを上げたり製造コストを下げたりするための施策を実行します。製造装置や製品流品プロセスの維持管理を行うほか、要求生産数が変化したときの生産ライン構築、製品・品種の構成に応じた用途の変更、新規製造装置の立上げなどを行います。
具体的内容
  • ・新製品の量産開始や、多数の製品種の入れ替わりに応じ、最短でロス無く製造装置を切り替え、生産計画にジャストミートさせる
  • ・品質の高い製品を生産していくために、工程維持管理や歩留まり改善を実施する
  • ・製造装置の消耗品や故障の多いパーツに関して、安価で長寿命なパーツを見つけ、評価・展開することで製造コスト削減に寄与する
  • ・製造装置メーカーと協議し、自社の製造ライン・用途に適した装置へ改善提案・展開を実行する
製造技術(製品・品質)
意義・役割
関係部門や製造技術部内の案件整合を牽引し、品質や歩留まりの維持管理や、クリーンルーム環境の管理を行います。新製品立上げフェーズにおいては技術部門の支援を行い、早期の量産開始を実現します。また、製品全般の歩留維持・向上や品質管理を行うことで、生産を安定化させ、製造損益の向上に貢献します。
具体的内容
  • ・製品の電気特性測定結果や、表面欠陥、歩留推移、クリーンルーム環境データをパソコン上でリアル監視して問題点を発見
  • ・物理的/電気的な解析・分析を行い、発生装置や発生工程の原因を特定し改善することで歩留や製品品質を向上
  • ・新製品を量産するたびに、製品を作る為の工程フローをシステム登録し、以降も工程変更管理などを行い、自動生産を行う為の製品フローを管理